使える・
広がるETC

全長約600m。およそ8000万年の歳月をかけて創られた「あぶくま洞」には、自然の神秘が詰まっています。神秘的にライトアップされた洞内はまるで別世界のよう。床下から堆積して真っ直ぐに伸び上がるのは、その名の通り筍（たけのこ）のような形の「石筍（せきじゅん）」。ユニークな形を仏像など様々な形に見立てて、想像力を働かせるのも楽しいですね。鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一ともいわれるあぶくま洞で、不思議で感動的な体験をしてみませんか。

1934年に国の天然記念物に指定された「入水鍾乳洞」。全長約900mで、入口付近の「Aコース」はスニーカー等の通常の服装で歩けますが、その奥の「Bコース」はほとんど手が加えられていないため、膝まで水につかって進まなければなりません。さらに最奥部の「Cコース」はガイド同行でないと入れない難関エリア。気軽に楽しむならAコースを、防水対策をして探検気分で臨むならB・Cコースへ！

福島県内でもとりわけ美しいと言われるこの地域の空は、「天体観測の宝庫」と称賛されています。ドーム型の観測室には県内最大の650ミリ反射式天体望遠鏡を備え、週末の夜には「星空ツアー」が開催されます。（※日中の空模様や天気予報で中止する場合もあります。夜間開館については公式ホームページをご確認ください）。日中は太陽の観測やプラネタリウム、「化石鉱物発掘体験」も楽しめます。天体に関する著作物を数々出版している天文台 台長の大野さんが撮影した貴重な写真の展示もありますので、じっくりお楽しみください。

入水鍾乳洞のすぐ近くにある「星の村ふれあい館」は、レストランや宿泊施設、サウナや大浴場を備えた多目的施設。天然ミネラル成分をバランス良く含んだ「あぶくまの天然水」原水を使用したお風呂は、体の芯まで温まってお肌がツルツルになります！鍾乳洞探検で冷えた体を温めたい方は、ぜひ立ち寄ってみましょう。

併設のレストランでは、会津名物の「じゅうねんうどん」がいただけます。じゅうねんとは、健康食材として注目を集めている「えごま」のことで、「瓶に保管すると10年保つ」「食べると10年長生きする」と言われていることから、その名で呼ばれているとか。じゅうねんをたっぷり擦りおろしたコクのあるゴマダレで、冷たいうどんをツルリ！食べやすく、箸が止まらない美味しさです。

カブトムシは、いつだって子どもたちのアイドル！「ムシムシランド」には、自然の山の中をネットで囲い、その中で約1000匹のカブトムシを飼育する「カブトムシドーム」があります。オヤツのゼリーを求めて集まってくるカブトムシたちと自由に触れ合えるとあって、子どもたちは大興奮！また、世界のカブトムシや貴重な蝶など1505種類、2000匹以上の標本や、ムカデやサソリなどの奇虫の展示もあります。虫好きなら一度は行ってみたい、「虫の楽園」です。

市内各地に桜の古木や桜並木がある田村市は「さくらの都」としても有名な街。寺院や畑の中に佇む桜は、春になると空気までピンク色に染め上げるように咲き誇ります。桜の花を追いかけて、市内各地を巡ってみませんか。場所の詳細は、公式ホームページでご確認ください。

そのほか、「高柴山のツツジ」や「牧野のひまわり」「あぶくま洞のラベンダー」など、季節ごとの花の見どころが市内各地にあります。花の季節に合わせて訪れる方も多く、満開時期にはイベントも開催されますので、ホームページをチェックしてください。