使える・
広がるETC

多気スマートICから直結の『VISON(ヴィソン)』は2021年7月にグランドオープンした日本最大級の商業リゾート施設。敷地面積が東京ドーム約24個分という広大な場所で味わえるのは、【癒・食・知】の３つを軸とした様々な体験です。テラスからの眺望が美しいホテル棟、露天風呂付のヴィラやカジュアルに滞在できる旅籠タイプと宿泊施設も充実。本草学が栄えた多気の特色を活かし、この地で育った薬草を使った本草湯も楽しめます。三重県をはじめとした全国の食材を最高の和食として味わえる和ヴィソンや、地元の生産者の方々が採れたての新鮮食材を提供してくれるマルシェ ヴィソンなど、何日滞在しても飽きることのない体験が詰まったデスティネーション型リゾートなのです。

Kiond（キオンド）は本物の木や森に触れて学ぶという【木育】をテーマにした体験・体感型施設です。一歩足を踏み入れると、ほんのりと木の香りが漂い、思わず深呼吸をしたくなる空間が広がります。施設の中では木工家や林業家、アーティストによるウッドクラフトや知的好奇心を満たしてくれるワークショップが、そして森の中でも身体をしっかり動かせるアクティビティが多数開催されています。お気に入りのワークショップを探すのも良し、木の大型ジャングルジムやボールプールで子どもと一緒に遊ぶのも良し。木の温もりに触れることで、心身ともに深いリラクゼーションを体験できます。

VISONにはまだまだたくさんの施設があります。地元松坂にある業務用鰹節卸店『伊勢和』のイートイン付き小売店舗は、このVISONが初出店です。星付きのレストランや料理人からラブコールを受ける鰹節は一見の価値アリ。ふわふわの削り節が乗ったラーメンはあっという間に売り切れてしまうのだとか。そして、デザイナー、皆川明が設立したブランド『ミナ ペルホネンのミュージアムとショップもファンならぜひ立ち寄りたい場所。手作業で描かれた図案の原画やプロダクトがズラリと並ぶ様は圧巻です。さらに大自然の中をバギーで走るというアドベンチャーツーリズムを楽しめるのも、広大な敷地を持つVISONだからこそ。たくさん遊んで、ストレスをすべて解き放ってください。

豊かな農村を残したいという想いで、地元の農家の方々が共同出資して作ったのが、農村料理レストランの『まめや』です。地元で獲れた旬の食材を、お母さんたちが一生懸命手作りしてくれた美味しい料理が楽しめます。人気は大人1,500円、子ども650円（いずれも税込）で食べられる田舎料理のバイキング。豆腐田楽や季節のかき揚げ、おからサラダや五目煮など、お野菜たっぷりのメニューがデザート類も含めるとなんと30種類も揃います。予約は不可ですが、すぐに行列ができてしまうほど人気なので、ランチが始まる11時にぜひ足を運んでみてください。

多気町波多瀬に生まれた野呂元丈は江戸中期の本草学者です。日本における蘭学の先駆者とも言われ、当時の将軍、徳川吉宗のお抱え医師として活躍しました。その元丈の功績を湛えて建築されたのが、『元丈の館』です。その生誕の地には中山薬草薬樹公園が整備されており、四季を通じて約250種類もの薬草やハーブを見ることができます。歩き疲れたら、ぜひ薬草の足湯へ立ち寄ってください。ローズマリーやドクダミ、ヨモギといったハーブや薬草を煎じた抽出液が入れてある足湯が無料で利用できます。館内にある飲食コーナーでは、薬膳カレーや元丈うどん、ハーブティなどもあるので、一息入れるのにピッタリのスペースです。

平飼いという飼育方法にこだわった鶏の卵を堪能できるのが、この『コケコッコー共和国　山の駅よって亭』。養鶏場がすぐ目の前にあるので、朝採れの新鮮な卵をお土産や食事として味わえます。人気なのは「とにかく黄身が濃くて美味しい！」と評判の有精卵の卵。

こだわりの卵は、たまごかけご飯として食べるのがオススメ！なんと卵食べ放題で、400円(税込)という嬉しいお値段。ほかにも「地どり定食」や「平日の焼肉ランチ」など、平飼いの鶏を味わい尽くせるメニューが豊富。卵の黄身だけを使った「シュークリーム」は、ドライブ中にわざわざ立ち寄って購入するテイクアウトスイーツとして有名です。

ごかつら池ふるさと村は「マルシェグランマ キッチン」「マルシェグランマ デリ」「高校生レストラン まごの店」からなる食エリアと、お土産品などが購入できる「マルシェグランマ」、そして動物と触れ合える「ふるさと村 どうぶつパーク」や「手ぶらでバーベキュー」、秋には「みかん狩り」、早春から初夏にかけては「トマト狩り」などが楽しめる複合施設です。キャンプ場やロッジが備わっているので、ご家族やお友達同士で宿泊しながらアクティビティを体験することができます。ごかつら池のすぐ側にある農園で挑戦できる「ミカン狩り」はその場でみずみずしくて甘いミカンを思う存分食せるとあって、平日でも多くの人が訪れるとのこと。マルシェグランマでは多気エリアで採れる旬の野菜や果物が人気で、すぐに売り切れてしまうそうなので、早い時間にチェックしてみてください！

掲載内容は、取材時点（2022年10月）の情報です。お出かけになる前は、最新の情報をご確認ください。